変幻自在ブックス

At Midnight, I Become a Monster

独り言

【開運】水道橋のこんぴらさん

今週のお題「大発見」 先日、ちょっとした用事で水道橋駅周辺を訪れました。 普段この辺りに来ることはほとんどなく、駅を出てまず目に入るのが東京ドームシティのアトラクション。 不思議なもので、ただそれを見ただけで「わー!」と、心の中で歓声が上がり…

カトリック松が峰教会と餃子ポーチ【宇都宮】

以前から気になっていた街・栃木県宇都宮市。 先日やっと訪れて、前回はランチのため偶然入ったお店について書きました。 hengenjizai.work 今回の宇都宮散策は突如思い立ち、ほとんど下調べもなく出掛けましたが、一応目指して歩いたのはここでした。 カト…

バー クロエ【宇都宮ランチ】

先日、念願の宇都宮散策へと出掛けてみました。 宇都宮は益子町へ行くときの経由地で、いつも西口にあるバス乗り場で益子町行きのバスに乗り、車窓から市内の様子を眺めるたび、「どんな街なのか、益子だけじゃなく宇都宮も歩いてみたいなあ」と思っていまし…

The Truth

2019年出版のヤングアダルト小説、"PET" by Akwaeke Emezi。 以下、本裏表紙、内容紹介文(訳は私の意訳)から。 There are no monsters any more, or so the children in the city of Lucille have been taught. Jam and her best friend, Redemption, have…

MY YEAR OF REST AND RELAXATION

有難いことに今年は、お正月休みを少し長めに取らせていただきました。 その間は自宅に引きこもり、何もしないか本を読むか、ほとんどの時間を一人だけで過ごしました。 お休み中はどこにも行かなかったけど、読書がちょっとだけ旅代わりになっていたような…

It's not magic, it's practice, and love

最近、読書も大掃除ということで、部屋のあちこちに転がる読みかけの本を片っ端から読んでいる。 今年が終わるまでに何冊読み終えることができるか、ひとり年の瀬チャレンジです。 そんな中、「途中でやめたままにしないでよかった、最後まで読んで本当によ…

ファッションデザイナーであり、ファッションデザイナー以上であり【ALEXANDER McQUEEN】

早いもので今年もあと1ヶ月をきりました。 過ぎ行く時間のはやさに慄きつつ、かといって時を止めることもできないので、最近はよいお正月を迎える準備を進めることに楽しみを見出して日々の生活を送っています。 個人的には、今年は(というか今年も)タイミ…

益子一泊二日一人旅 【part two】

益子一泊二日一人旅 【part one】からの続きです。 hengenjizai.work ワグナーナンドールアートギャラリー、ぐるっと一周みてまわり、最後に敷地内の五角堂ギャラリーで開催中の併設展、 積化体 [旋] -Objectlessness へ。 ギャラリーの外に展示されていた作…

益子一泊二日一人旅 【part one】

昨年に続き、ワグナーナンドールアートギャラリー秋季展(10月15日〜11月15日)にあわせ、益子一泊二日一人旅。 ワグナーナンドールアートギャラリー ハンガリー出身の彫刻家ワグナーナンドールさんと奥様のちよさんによる邸宅美術館。 益子の小高い丘の上に…

洋書まつり 2023

先週末、東京古書会館で2日間にわたり洋書まつりが開催されました。 洋書まつりは年に一度、読書の秋に開催される洋書のバーゲンセール。 英仏独を中心に様々な言語の洋書が並び、ジャンルは絵本、アートブック、小説、哲学、芸術、歴史、社会科学など多岐に…

この夏を振り返る

まだまだ暑いけど、一応季節は秋へと進んでいる様子なので、今回は過ぎ去った今年の夏をザックリ振り返ってみたいと思います。 私事の内容ですが、よろしければ最後までおつきあいください。 8月の夜、新宿にて 1 仕事 リモートワークとかできる職種じゃない…

Summer Read for Young Person

読書の夏ということで、先月夏の洋書市で購入した本を読みまくっています。 この暑さでカフェ利用が増え、おかげで読書がはかどってます。 hengenjizai.work その中で今回は、こちらの本について。 THE GREAT GODDEN by MEG ROSOFF Meg Rosoff といえば、お…

【牧野植物園】Plants and People

高知県立美術館で開催されたバーニー・ディーター「リトル・デス・クラブ」の翌日は、高知県立牧野植物園(またまた県立)を訪れました。 牧野植物園、いただいたリーフレットによると、高知が生んだ「日本の植物分類学の父」牧野富太郎博士の業績を顕彰する…

2023 夏の洋書市 開催中!Mega Hot Summer Sale !

遅ればせながら、洋書専門店 Books Kinokuniya Tokyo で開催中の洋書市に行ってまいりました。 2023 夏の洋書市、期間は 7月6日(木)~7月17日(月・祝日)。 倉庫から14000冊を大放出し最大で通常価格の60%オフとのことなので、かなりお得なイベントです…

21世紀の見世物小屋!バーニー・ディーター様降臨!!

以下、高知県立美術館によるイベントフライヤーより。 ワイマール時代の退廃的な雰囲気を持つ東ベルリン・キャバレー界の女王バーニー・ディーターが、4人組バンドを率いて本邦初上陸。 空中ブランコに揺れる軟体芸、ヘアーハンギング、刀剣呑み、フラフープ…

私物化

突如写真に興味を持ち始め、どこへ行くにもカメラを携えていた若かりし頃、「これ読んでみなさい」と知人から渡されたのが、この本だった。 「写真論」スーザン・ソンタグ著 近藤耕人訳 晶文社 原書の刊行は1977年、今から46年も前のこと。 なのに時代遅れと…

My Favorite Book of 2023

年代、場所、不明。 主人公は美術館で清掃員として働くライター志望の女性。 日々、もっと執筆に集中できる生活を送りたいと願う彼女は、裕福な男性と結婚することにより、念願の環境を手に入れる。 というのは、かなりざっくりしたあらすじ。 そこからまず…

YOU HAD POISON FOR BREAKFAST

早起きは苦手だが・・・・・ 1日の食事の中で一番好きなのが朝食! というわけで、これは絶対見逃せないと手に取った本がこちら。 POISON FOR BREAKFAST by Lemony Snicket "YOU HAD POISON FOR BREAKFAST " と記された謎のメモを発見してしまったことにより…

Recent Five Stars

最近読んだ洋書の中で、特に印象深かった一冊。 "THREAD RIPPER" by Amalie Smith, translated from the Danish by Jennifar Russell 私は詩のような散文のような、意図的に組み込まれたスペースから言葉の気配を感じるような、静かで、だけど強さがある(唯…

Buy Yourself the F*cking Lilies

I hate myself. I hate the things I do. I hate my body. I hate this double life of being "good" at work and "bad" at life. 年始に丸善洋書そるど市で購入した”Buy Yourself the F*cking Lilies”を読んでいる。 この本、絶対欲しいと思って買ったとい…

山桜

春の陽気に誘われて、出掛ける機会が徐々に増えてきたここ最近。 先日は久しぶりにお食事会がありました。 旬の素材を活かしたお料理は、日本の春を感じさせてくれる内容で、食から春という淡い季節を堪能しました。 ひっそり開催されたお食事会だったのです…

Friday Night Reads - Louisa May Alcott , 中原昌也 , 岡上淑子

仕事を終えた金曜の夜。 明日は休み。 このまま真っ直ぐ帰宅するのは何だかもったいない。 左手にカフェ。 ガラス張りの店内を覗くと何か知らんが空いてる。 一等地といってよいロケーションなのだが。 これはよい、晩御飯と読書にうってつけである。 さっそ…

廃棄されてしまう小学校の天板を再利用してサイドテーブルを作りました

無印良品東京有明店で開催された、「廃棄されてしまう小学校の天板を再利用してサイドテーブルを作ろう!」というワークショップに参加しました。 窓際に椅子を置いて本を読むのが休日のささやかな楽しみである昨今。 「読書といえばお茶、これでティーセッ…

選ばれし者 2023年2月17日の日記

13:00 待ち合わせ場所着。 友人と鰻ランチ。 半個室の店内は個室同等に隔離されていて込み入ったことも話しやすく、長いあいだ自分の中だけにしまっておいた悩みを思い切ってぶちまけた。 自分が長く携わってきたことは魂から溢れ出してくるようなものであ…

【洋書そるど市2023】ヴァージニア・ウルフからアリスまで

丸善丸の内本店で新春恒例となっている「年始め洋書そるど市」、今年は1月5日~10日まで開催されました。 私は初日の夜に訪れて、これが物凄く良かったので、遅ればせながらふりかえってみたいと思います。 洋書そるど市、始まりは確か1965年(うるおぼえな…

大道芸術館トークショー

トークショーなるものに行ってきました。 会場は向島にある大道芸術館。 お話はこちらの収蔵コレクションオーナー・都築響一さんと色街写真家・紅子さん。 hengenjizai.work 紅子さんは元吉原ソープ嬢ということで、現在の写真家としての活動に加え過去のお…

museum of roadside art 大道芸術館

この上なく楽しい場所へ遊びに行きました。 ここ最近、ずーっと猫かぶって大人しくしてるので、自分のなかの歪んだ部分を全開!とまではいかずとも、小出しできる場所があるというのは嬉しい限りです。 その楽しい場所というのは、museum of roadside art 大…

表現という言葉を失う前に

仕事を早々に切り上げて、むかうは吉祥寺111(スリーワン)。 吉祥寺駅から歩いて5分くらいのところにある、こじんましとしたお店、私は初めて訪れます。 むかう理由は、いま存続の危機にある、ル・デルニエ・クリが生み出したアートブックを見るため。 ル・…

文禄堂、ルノアール、高円寺

日常生活を送る中で蓄積されたストレスが、赤く点滅し始めました。 今年の夏はわけあってお盆休みもなく(号泣)、働き通しですから当たり前です。 このままではサイレンまでもが鳴り出してしまいそう。 これはいかん。 ということで、ひとまず仕事帰り、気…

セミの鳴き声が変わったの、一体いつからでしたっけ?

セミの鳴き声が変わったの、一体いつからでしたっけ??? そういえば気がついたら変わってて、どれくらい前のことだったのか覚えてないです。 昔は、ミーンミーンミーン、とかでしたよね、確か。。。 そして今はミンミンゼミもアブラゼミもセミというセミは…