変幻自在

At Midnight, I Become a Monster

この夏を振り返る

まだまだ暑いけど、一応季節は秋へと進んでいる様子なので、今回は過ぎ去った今年の夏をザックリ振り返ってみたいと思います。 私事の内容ですが、よろしければ最後までおつきあいください。 8月の夜、新宿にて 1 仕事 リモートワークとかできる職種じゃない…

Summer Read for Young Person

読書の夏ということで、先月夏の洋書市で購入した本を読みまくっています。 この暑さでカフェ利用が増え、おかげで読書がはかどってます。 hengenjizai.work その中で今回は、こちらの本について。 THE GREAT GODDEN by MEG ROSOFF Meg Rosoff といえば、お…

【牧野植物園】Plants and People

高知県立美術館で開催されたバーニー・ディーター「リトル・デス・クラブ」の翌日は、高知県立牧野植物園(またまた県立)を訪れました。 牧野植物園、いただいたリーフレットによると、高知が生んだ「日本の植物分類学の父」牧野富太郎博士の業績を顕彰する…

2023 夏の洋書市 開催中!Mega Hot Summer Sale !

遅ればせながら、洋書専門店 Books Kinokuniya Tokyo で開催中の洋書市に行ってまいりました。 2023 夏の洋書市、期間は 7月6日(木)~7月17日(月・祝日)。 倉庫から14000冊を大放出し最大で通常価格の60%オフとのことなので、かなりお得なイベントです…

21世紀の見世物小屋!バーニー・ディーター様降臨!!

以下、高知県立美術館によるイベントフライヤーより。 ワイマール時代の退廃的な雰囲気を持つ東ベルリン・キャバレー界の女王バーニー・ディーターが、4人組バンドを率いて本邦初上陸。 空中ブランコに揺れる軟体芸、ヘアーハンギング、刀剣呑み、フラフープ…

私物化

突如写真に興味を持ち始め、どこへ行くにもカメラを携えていた若かりし頃、「これ読んでみなさい」と知人から渡されたのが、この本だった。 「写真論」スーザン・ソンタグ著 近藤耕人訳 晶文社 原書の刊行は1977年、今から46年も前のこと。 なのに時代遅れと…

My Favorite Book of 2023

年代、場所、不明。 主人公は美術館で清掃員として働くライター志望の女性。 日々、もっと執筆に集中できる生活を送りたいと願う彼女は、裕福な男性と結婚することにより、念願の環境を手に入れる。 というのは、かなりざっくりしたあらすじ。 そこからまず…

YOU HAD POISON FOR BREAKFAST

早起きは苦手だが・・・・・ 1日の食事の中で一番好きなのが朝食! というわけで、これは絶対見逃せないと手に取った本がこちら。 POISON FOR BREAKFAST by Lemony Snicket "YOU HAD POISON FOR BREAKFAST " と記された謎のメモを発見してしまったことにより…

Recent Five Stars

最近読んだ洋書の中で、特に印象深かった一冊。 "THREAD RIPPER" by Amalie Smith, translated from the Danish by Jennifar Russell 私は詩のような散文のような、意図的に組み込まれたスペースから言葉の気配を感じるような、静かで、だけど強さがある(唯…

Buy Yourself the F*cking Lilies

I hate myself. I hate the things I do. I hate my body. I hate this double life of being "good" at work and "bad" at life. 年始に丸善洋書そるど市で購入した”Buy Yourself the F*cking Lilies”を読んでいる。 この本、絶対欲しいと思って買ったとい…

山桜

春の陽気に誘われて、出掛ける機会が徐々に増えてきたここ最近。 先日は久しぶりにお食事会がありました。 旬の素材を活かしたお料理は、日本の春を感じさせてくれる内容で、食から春という淡い季節を堪能しました。 ひっそり開催されたお食事会だったのです…

Friday Night Reads - Louisa May Alcott , 中原昌也 , 岡上淑子

仕事を終えた金曜の夜。 明日は休み。 このまま真っ直ぐ帰宅するのは何だかもったいない。 左手にカフェ。 ガラス張りの店内を覗くと何か知らんが空いてる。 一等地といってよいロケーションなのだが。 これはよい、晩御飯と読書にうってつけである。 さっそ…

廃棄されてしまう小学校の天板を再利用してサイドテーブルを作りました

無印良品東京有明店で開催された、「廃棄されてしまう小学校の天板を再利用してサイドテーブルを作ろう!」というワークショップに参加しました。 窓際に椅子を置いて本を読むのが休日のささやかな楽しみである昨今。 「読書といえばお茶、これでティーセッ…

選ばれし者 2023年2月17日の日記

13:00 待ち合わせ場所着。 友人と鰻ランチ。 半個室の店内は個室同等に隔離されていて込み入ったことも話しやすく、長いあいだ自分の中だけにしまっておいた悩みを思い切ってぶちまけた。 自分が長く携わってきたことは魂から溢れ出してくるようなものであ…

【洋書そるど市2023】ヴァージニア・ウルフからアリスまで

丸善丸の内本店で新春恒例となっている「年始め洋書そるど市」、今年は1月5日~10日まで開催されました。 私は初日の夜に訪れて、これが物凄く良かったので、遅ればせながらふりかえってみたいと思います。 洋書そるど市、始まりは確か1965年(うるおぼえな…

歩くためじゃないハイヒール feat. フリーザーバッグを使った靴収納

普段は厚底ハイヒールに魅かれることなどほぼほぼないのですが、これは黒いスエードにゴールドの縁取りが何とも上品に感じられ、自分の好みとはだいぶ異なるスタイルのハイヒールでありながら、妙に目を奪われたのを覚えています。 しかも太めのヒールのわり…

大道芸術館トークショー

トークショーなるものに行ってきました。 会場は向島にある大道芸術館。 お話はこちらの収蔵コレクションオーナー・都築響一さんと色街写真家・紅子さん。 hengenjizai.work 紅子さんは元吉原ソープ嬢ということで、現在の写真家としての活動に加え過去のお…

コロナ感染とエディンバラ旅日記最終回

やっと2023年最初の更新です。 今年は新年早々、仕事始めでコロナ感染してしまいました。 高熱、嘔吐、頭痛、食事困難等々、かなり辛い症状が続いたせいか、療養期間が解除になった今もまだ、ボーっとしてます。 1月まだなにもしてないのに、気がついたら半…

2022年、児童書にはまった

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」 わたしの2022年は、何だかみょうに児童書づきました。 はまったきっかけは、こちらの1冊。 HOW TO BE BRAVE / DAISY MAY JOHNSON それまで児童書には、あまり関心なかったのですが、この本のタイトルを目…

Autumn Afternoon Tea @Juri's Tea Room

以前ここにも書いたことある麻布十番のティールーム、Juri's Tea Room 。 hengenjizai.work 今回はそのジュリスの、アフタヌーンティーをいただいたときのことを少し。 季節限定 Autumn Afternoon Tea この時いただいたのは、いつもの定番アフタヌーンティー…

限りない青空が広がっている

「初めての益子、ワグナー・ナンドール・アートギャラリーへの旅、2022秋」と、 hengenjizai.work 「哲学の庭」からの続きです。 hengenjizai.work 1泊2日の小旅行、栃木県益子町2日目。 暗い内に目覚め、今、外が明るくなってきました。 綺麗だ。。。 日本…

哲学の庭

「初めての益子、ワグナー・ナンドール・アートギャラリーへの旅、2022秋」からの続きです。 hengenjizai.work ワグナー・ナンドール・アートギャラリーといって、真っ先に頭に浮かぶのは、やはり、「哲学の庭」。 「哲学の庭」は、キリスト像や老子像、釈迦…

初めての益子、ワグナー・ナンドール・アートギャラリーへの旅、2022秋

宇都宮駅発益子行きバス乗り場に着いて、時計をみたら10:44。 ちょうど10:43発のバスが行ってしまった後でした。 バスは1時間に1本しかないようで、次は11:43。 仕方ない、ここで少し早めのお昼を済ませるか。。。 すぐそこに入り口がみえる、パセオとい…

【Calton Hill】Exploring Edinburgh【day7】

忘れた頃にやって来る、エディンバラひとり旅日記。 残すところ、今回入れて2回となりました。 やっとです。 Calton Hill カールトン・ヒル John Lewis ジョン・ルイス Calton Hill カールトン・ヒル 雲で覆われた空の下、Calton Hill カールトン・ヒルとい…

museum of roadside art 大道芸術館

この上なく楽しい場所へ遊びに行きました。 ここ最近、ずーっと猫かぶって大人しくしてるので、自分のなかの歪んだ部分を全開!とまではいかずとも、小出しできる場所があるというのは嬉しい限りです。 その楽しい場所というのは、museum of roadside art 大…

【洋書おすすめ】COLD ENOUGH FOR SNOW

最近読んだ本、"COLD ENOUGH FOR SNOW" by JESSICA AU。 まずはこの青いシンプルな装丁に目を奪われ、あらすじを読んで更に興味が湧き、これは絶対読みたいと思いました。 本のページにはまさに雪を連想させる一際白い紙が使われていて、デザイン的にもとて…

Goodbye, Summer

以前おとずれた食べもの屋さん。 お食事もインテリアも漂う空気も、そこにあるものすべて気に入ってしまった私はそれ以来、また訪れたくて訪れたくて、仕方ありませんでした。 hengenjizai.work そして先月やっと、その念願が叶いました。 今回は窓際の席を…

表現という言葉を失う前に

仕事を早々に切り上げて、むかうは吉祥寺111(スリーワン)。 吉祥寺駅から歩いて5分くらいのところにある、こじんましとしたお店、私は初めて訪れます。 むかう理由は、いま存続の危機にある、ル・デルニエ・クリが生み出したアートブックを見るため。 ル・…

Exploring Edinburgh【day6】【part 2】

2019年に訪れたスコットランドの首都エディンバラ旅日記、今回は【day6】【part 2】です。 【part 1】で訪れたDean Villageという地区をあとにして、また街の中心に戻ってきました。 Dean Villageでの様子は、こんな感じ↓↓↓ よろしかったら! hengenjizai.wo…

生き物たち【おすすめブログ紹介】

はなさん(id:hanadiop)からバトンを受け取りました。 今週のお題「おすすめブログ紹介」 sumimagic.hatenablog.com 1年と数カ月前ブログを始めてみて、とにかく驚いたのが皆さまのブログクオリティの高さです。 的確にものを伝える文章力、印象に残る写真…