この本
ほんとにほんとにほんとに
面白かったです。
以下、本書背表紙より。
Seventeen-year old Jess wakes from an emergency heart transplant to discover she's being haunted by the disgruntled ghost of her donor ー teenage socialite, Tilly. And she won't leave Jess in peace until they unravel the mystery surounding her death.
The investigation take them deep into Tilly's luxurious heiress life ー from private schools to Swiss banks and high-end hotels. But the clues lead somewhere darker than either of the girls could have imagined. And if Jess can't solve the murder in time, her own life may be at risk...
心臓移植を受けた17歳のJessと、そのドナーであり幽霊のTillyが解き明かすマーダーミステリー。
あれは紛れもなく交通事故を装った殺人事件で、自分はその被害者だと確信するティーンエイジ・ソーシャライト、Tilly。
なぜ自分は殺されたのか・・・
その謎を解き明かすまで成仏できない彼女は、幽霊となって臓器提供したJessの病室に現れ、謎解明捜査の手助けを求める。
そして彼女たちが実際に捜査を開始すると、真実は想像以上にダークであり・・・
本作を形容する言葉として真っ先に頭に浮かんだのは、"HILARIOUS"という単語。
話が進むにつれどんどん面白くなっていき(おまけに笑いのセンスも光ってる)、私はページを捲る手が完全に止まらなくなりました。
ミステリー好きな方はもちろんのこと、普段ほとんどミステリーを読まない方、またこれは私自身も常に気をつけていることだけど年齢や環境などを理由に自ら世界を狭める思考に陥りやすい方(主人公のJessは年齢を理由にはなから無理だと決めつける傾向にある)、この本おすすめです。
人性は一度きりだと分かっていても、つい多忙な日常に流されてしまう私は、こういう本の手助けが本当に必要。
本は私の、最高のパートナーであります。
Totally Deceased by Sue H. Cunningham
YAということもあり英語はシンプル、その上ひとつひとつのチャプターも短い。
とても読みやすい洋書だと思います。
You only get one life, jess. Don't waste it.
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