変幻自在ブックス

At Midnight, I Become a Monster

【ふりかえり】男を知らない私

Jacqueline Harpmanの"I WHO HAVE NEVER KNOWN MEN"、直訳して『男を知らない私』。 約1年前、ここで読書感想を書き、いまだにたびたび思い出し考えさられる作品です。 一体あれは何だったのだろうかと。 はてなブログさんから届く、ふりかえりを提案するメ…

【水道橋】DIXANS|とても居心地よいカフェ

ディゾン水道橋(DIXANS)。 そのカフェの存在は、読者登録しているはてなブロガーさんの記事を通してだいぶ前に知り、読んですぐ、これは絶対行ってみたいと思いました。 にもかかわらず何故かずっと足を運べずにいたところ、先日やっと訪れることができま…

片岡義男『この冬の私はあの蜜柑だ』|日本語で綴られる英文

先日、気心知れたメンバーによる食事会がありました。 手入れの行き届いたお庭を眺めながら、心のこもったお食事をいただく一時は、ゆったりとした時間が流れ、たいそう贅沢をさせていただきました。 ただただ感謝感謝です。 お料理が運ばれるたび一同歓声を…

一見平和そうな昼下がり、ソジャーナ・トゥルースが染みる。

本を読む場所として一番好きなのが電車の中、そしてその次に好きなのがカフェの中。 いやもちろん住み慣れた我が家の中も好きで、たとえばお休みの日、朝食をとりながら本のページをめくる一時は、多分一日の中で一番好きな時間なのだが、ゴトゴト揺られなが…

Sarah Crossan "TOFFEE"|詩形式で綴られる小説

お休み前夜の楽しみのひとつと言えば、本とコーヒー。 美味しいコーヒーをいただきながら心ゆくまでページを捲る一時は、日頃の読書不足を満たす貴重な時間です。 そしてこちらは、そんな貴重な深夜に読了した一冊。 a copy of "TOFFEE" and a mug of coffee…

片岡義男|『珈琲トリロジー』|楽しく美しい本

片岡義男さんの『珈琲トリロジー』を読了。 この上なく洒落てて、この上なく珈琲が飲みたくなる作品でした。 三作一挙文庫化され光文社から同時発売された『珈琲トリロジー』ボックスセット 一作目『珈琲にドーナツ盤』は片岡さん初の私小説。 二作目『珈琲…

静かで深くて個人的、本が本を繋ぐ。

出かけるときの準備で好きなパートが、持参する本を選んでバッグにそれをしまうとき。 選ぶ本は大概、バッグの大きさや行先、目的なんかに関連させ、この本は昨年の秋だったか神奈川県立美術館 葉山を訪れた際、目的地は海のすぐそばだから貝殻のカバーがち…