変幻自在

二度と訪れない今この時、はやくシャッターきらないと。

【フィルムスキャナーで昔のフィルムをデジタル化】1996年12月、ベルリン

約1年ちょっと前に購入した家庭用フィルムスキャナーで、昔おとずれた旅のネガフィルムをデジタル化して遊びました。

さっそく1996年に訪れたベルリンを振り返ります。

 

 

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 購入したフィルムスキャナーはケンコー KFS-14WS

フィルムスキャナー、ほんといろんな種類があって、どれにするか悩みましたけど、

あれこれ見比べた末、日本の光学製品専門メーカー、ケンコーのものを購入しました。

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ケンコー KFS-14WS フィルムを横から差し込むだけなので使いやすいです。

 

ちなみに今回使用しているネガフィルムは、コダック社のトライ-Xというモノクロフィルム、そしてフィルム現像は、堀内カラーというプロラボに出しました。

 

ベルリン旅行の目的はHARD WAXというレコード屋さん!

時は1996年12月初旬、私は初めてドイツの首都、ベルリンに降り立ちました。

空港を出ると、粉雪が舞っていたのを覚えています。

その頃、私はロンドンで、おんぼろ一軒家を数名でシャアして暮らしていました。

表向きは留学、実際はろくに勉強もせず、遊びまくっていました。

 

同居人のひとりであったマーク(イギリス人)に「ベルリンへ行きたい」と話すと、彼の友達で私も会ったことあるアニヤ(ドイツ人)がベルリンに住んでいるから、泊めてもらえるよう話してみると言ってくれました。

彼女は快諾してくれて、私は居心地いいベッドにありつけたうえ、ベルリン住民の暮らしを垣間見ることもできました。

 

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滞在した集合住宅。奥の扉を開けると、外は大通り。

アニヤは、2棟並ぶ凄く大きな集合住宅に住んでいました。

ふたつの建物の間が中庭になっていて、そこに2棟をつなぐ通路がありました。

ドアノブの位置も、天井も、洗面台も、すべてが高かったのを覚えています。

 

その時、なぜベルリンに行きたいと思ったか、それはただただ、HARD WAXというレコード屋さんに行きたかったからです。

当時私はGabbaというジャンルの音楽にはまっていて、毎週末クラブ通いをしていました。

(このGabbaにまつわる記事は改めて書くつもりですので、今回は特に触れずに置きます )

そしてそのうち、自分でもちょっといじってみたくなり、中古の安いツインターンテーブルとミキサーを買い、部屋でいじりだしていたので、レコードが欲しくてしかたなかったのです。

が、しかし、私がはまったGabbaという音楽はマイナーなジャンルなので、レコード屋さんに行っても、あまり在庫がないんですね。

で、そんな時、たぶん雑誌かなにかで知ったんだと思うんですけど、HARD WAXというテクノやDUBなどクラブ系音楽を主力とするレコード屋さんの存在を知り、行きたくてどうにもならなくなった。

学校関係の予定だか何だかがあり、あまり長旅はできず、確か3泊とか4泊程度の短い旅でしたが、ベルリンという街は想像以上に美しく、すっかり魅了されました。

当時はスマホもなく、ガイド本も持っていなかったので、極寒の街を狂ったように、ただただあてずっぽうに歩きまくる旅でした。

今、ネガフィルムを見返すと、観光地という場所には一切訪れておらず、ほんとに私はベルリンのどこを彷徨っていたんだろうと思ってしまいます。

 

念願のHARD WAXは、倉庫のような場所にレコードがいっぱい詰まっていました。

 

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店内に足を踏み入れ、ぐるっと全体を見回し、それからお店の方にGabbaのレコードの置き場所をききました。

 

「Gabbaはあんまり置いてないんだけど、この辺にあるよ」

 

言われた辺りを見ると、あんまりというか結構たくさんありました。

必死にレコードを漁り、視聴するとぜんぶよくきこえました。

音がいいので余計によく聴こえてしまいます。

この時、何枚買ったかも覚えてないし、日本へ持ち帰った一部のレコードの中にHARD WAXで買ったものが含まれているか、もうほとんど何も覚えてないけれど、まーとにかく、ここに来たくて来たくて仕方がなかったのですね。

 

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今も持ってる、お店に置いてあったショップカード

 

 HARD WAX

 

ベルリン旅行全体を振り返る

ベルリンといえば!というところを、まったく訪れない旅でした。

撮った写真を見ても、どこを撮ったんだか、ぜんぜんわかりません。

 

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3泊4日だか4泊5日のベルリン旅行で、手元にあるのが36枚撮りのネガフィルム1本。

そんなにバシバシ写真を撮った記憶もないけど、1本とはずいぶん少ない。

どう考えても、まだあるはずなので探したんですけど、見当たりません。

というのも、撮った記憶のある写真がないんです。

ベルリンの街をやみくもに歩き回り、疲れたし寒いので、そろそろどこかで休憩したいなと思っていたら、一軒のとても感じいい”NOVEMBER”という名前のカフェが現れ、外観を写真におさめた後、中に入った記憶があるのです。

でも、そのNovemberの写真がどこにもない。

 

この記事を書くにあたり調べてみたら、カフェNOVEMBERはまだありました。

冷えた体に暖かいミルクコーヒーは、たまらなく美味しかったなぁ。。。

ベルリンでは、どこのお店のメニューにも、カフェオレとかじゃなくミルクコーヒーMilchkaffeとありました。

 

NOVEMBER

 

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S-BahnとU-Bahnにわかれるベルリンの鉄道

駅とか鉄道って、旅情をかきたてます。

 

偶然入ったレコード屋さんで、"S-Bahn U-Bahn"というタイトルのアルバムを見つけました。

ベルリン土産にいいな欲しいなと思ったのに、しばらく悩んだ末、私は買わずにお店を出てしまいました。

何故かといえば、その後、ご飯を食べに行く約束があり、絶対はしごして遅くなることがわかっていたので、荷物(レコード)を持ち歩きたくなかったのです。

その夜、ロンドンのシェアハウスの元同居人オリカ(ドイツ人、帰国してイエーナというところに住んでいた)と再会し、決して忘れることのない思い出に残る楽しい一時を過ごしたけど、そのアルバムの中身が今でも気になる私。

 

学んだこと。

出会いは一期一会。

欲しいと思ったら、その場で絶対手に入れる! 

 

 

 

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