皆さま、こんにちは。
フィルムスキャナーで昔のフィルムをデジタル化、今回は作例と、私が愛用している肝心のスキャナーKenko KFS-14WSについて、少々書いてみたいと思います。
私はレビュー的な文章を書くのが苦手なので、めんどくさくて、ずっとほったらかしてましたが、このフィルムスキャナーにはさんざん楽しませてもらい、またこれからもお世話になりますので、このあたりで感謝の気持ちを込めて、これまでモノクロネガフィルムを取り込む際、予想外にいいじゃない!と感じてきたことなどを書いていきたいと思います。
作例は、1994年~2016年まで年1回ペースで開催されていた野外音楽フェス、T in the Park(スコットランド)で撮ったものです。
一応カメラは持って行ったものの、36枚撮りフィルムの半分くらいしか撮ってないんですけどね。
たぶん、この時は観たいバンドがいくつも被っていて、ステージ間の移動に忙しく、写真どころじゃなかったんだと思われます。
それでは、製品の良さをしっかりお伝え出来るか自信ないですが、本日もよろしくお願いします。
露出補正機能が予想以上に頼りになる
今のところ私は、モノクロネガフィルムを主に取り込んでいます。
そしてその際、予想外に頼りになるなと思ったのが露出補正機能です。
その昔フィルム時代、たとえば露出オーバーのすっ飛んだフィルムをみて、これは使い物にならないとガッカリしてしまうようなこと、ありませんでしたでしょうか。
私は、適正露出じゃないフィルムばかりなので、そんなことばかりでした。
このスキャナーでフィルムスキャンを始めた頃、露出オーバーで黒くなったネガを見て、これは無理だろうと思いながらも、念のためセットして見たら、思いのほか見られる状態になるのでビックリしました。
正直、家庭用の安価なフィルムスキャナーということで、そこまで期待しないで購入しましたので、意外な驚きでした。
このフィルムスキャナーには、0.5刻みで-2~+2まで、露出補正できる機能がついています。
露出の他に色調(RGB)補正(こちらも0.5ステップで-2~+2)も出来るので、この先カラーネガフィルムを取り込む際、あれこれ弄ってみようと思います。
シンプルなつくりなので操作も簡単
とにかく簡単です。
複雑なことは何一つありません。
操作ボタンも少なく、迷いようがありません。
また、2本目以降のフィルム交換は、フィルムを装着するマウント用ホルダーを出し入れしなくても、フィルムだけを出し入れして交換できるようになっているので楽です。
ちなみにスキャンできるフィルムは、リバーサルフィルム、カラーネガフィルム、モノクロネガフィルム。
フィルムサイズは、35ミリフィルム、110フィルム、126フィルム。
おすすめは、たくさんの気づきがあり新鮮な気持ちにもなる、過去への旅を楽しみたい方
こういう商品の良し悪しは、それぞれの価値観によると思います。
私は、これだけ楽しませてもらい、コスト以上のものを得たと思ってます。
画質に重きを置かれる方には向かないと思いますが、私のように過去への旅を楽しみたい方やフィルムが山のようにある方(少ししかない方はお店に出したほうがよいかと)、悪くないんじゃないかなーと思います。
デジタル化といいつつアナログ、しかも画質最高とは言えない、何だか時代のニーズに逆行したものをいいと言ってますね。
でも、大したことないだろうと思っていた過去でも見つめ直してみると、意外や意外たくさんの気づきがあります。
そして、とても豊かな気持ちになることができます。
最後に作例【T in the Park】
夜は友達と、持って行ったテント泊でした。
最高にカオスで、最高に面白くて、我が青春の1ページです。
今は、あの頃とはだいぶ違う世の中。
表現者の方々が、自己の表現活動に思う存分没頭できる世の中が、一刻も早く訪れることを願ってます。
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