day0
これは、スコットランドの首都エディンバラをひとり旅した記録です。
この記録のコンセプトは「備忘録」。
ノートに忘れたくないことを記していくような感じで進めていきたいと思っています。
丁寧に書こうと決めてますが、たぶん、いや確実に、旅情報としては足りないところが多々あります。
また、私以外の方々からしたら、どうでもいい内容が多く含まれます。
それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
選んだ航空会社はエミレーツ
久しぶりの海外旅行。
利用した航空会社は旅行会社の方にすすめられ、初めてのエミレーツでした。
航空券を予約する際、漠然と、行き先がUKならUKの航空会社がいいのではという思いがあったので、最初はブリティッシュ・エアウェイズを希望していると伝えました。
ところが旅行会社の方いはく、ヒースロー空港でエディンバラ行きの飛行機に乗り換える際、あまり時間に余裕がないので、おすすめできないと言います。
日本からエディンバラ行きの直行便はなく、どうしてもトランジットが必要になってくるわけですが、そうか、、、ブリティッシュ・エアウェイズを利用すれば、私の好きなヒースロー空港にも降り立てて一石二鳥と思っていたけど、万が一、羽田-ヒースロー間のフライトが遅れた場合、エディンバラ行きの飛行機に乗り遅れる可能性があるというわけですね。
なるほど、それは困ります。
というのも、今回宿泊することになっているアパートメントタイプホテルの鍵の受け渡しが18:00とか19:00までなので、できればそれまでに到着したいのです。
間に合わなければポストでの受け渡しになるのですが、実際に部屋をみて質問もあるだろうし、やっぱり対面での受け渡しが安心です。
ブリティッシュ・エアウェイズだと遅れたらアウトですが、エミレーツなら乗り継ぎ時間に余裕があり、しかもエディンバラ着がブリティッシュ・エアウェイズより早い。
そして帰りの便はというと、ブリティッシュ・エアウェイズより遅い夜発。
エディンバラ滞在時間が長くなります。
そんなわけでエミレーツにしました。
ブリティッシュ・エアウェイズからエミレーツになり、航空券が少しお安くなった上、鍵の受け渡しにも間に合い、更にはエディンバラ滞在時間も長くなって、さすがプロ、頼りになると実感しました。
もし旅行会社の方に相談しないで、勝手に自分でオンライン予約入れてたら、まずそういうことには気がつかなかったです。
エミレーツを利用してみての感想は、特に気になるところや嫌なこともなく、機会があればまた利用したいと思いました。
I still love British Airways though.
羽田-ドバイ
羽田空港まではリムジンバスを利用しました。
運賃1000円でいいんだから、便利です。
乗り場へいくと、乗車を待つ長い列ができていました。
前後左右の間隔も狭く、みんなノーマスク、今ではありえない光景です。
この後、今まで普通だと思っていたことが出来なくなる、これまでとはガラリと変わった世の中が待っているなんて、夢にも思わずにいました。
空港に着いて、実家に電話をしました。
いい歳して恥ずかしいのですが、エディンバラへ行ってくると言ったら父が餞別をくれたので、もう一度お礼を言って、じゃ、行ってくるね、と。
それと、キャッシュレス化が進み大して使うこともないですが、まったく持たずに行くわけにもいかないので、日本円を少しだけポンドに換金しました。
1ポンド、いくらだったか覚えてないけど、たぶん156円とか、そんな感じだったと思います。
余談ですが、1ポンド日本円でいくら、みたいな話をするたびに思い出すのが、若かりし頃、いろいろとお世話になった人生の先輩からのお話。
その方はロンドンに拠点を置き、美容界第一線で活躍されたかたなのですが、活動の場を世界へ広げようと考え出した頃、当時は1ポンドが1000円以上して、しばらく踏み止まらなければならない状態が続いたそうです。
そして待った甲斐があり、やっと1000円を切って980円くらいになり、このチャンスを逃すなとばかりに、「今だ!」と急いで日本を脱出したそうです。
エディンバラへ飛び立つための手続きが一通り済んだところで、空港内のタリーズに入り日本最後の食事、パスタセットを食べました。
ここにも何度か書いてますが私は飛行機苦手(怖い)で、機内食もほとんど食べられない(においがダメ)ので、機内で食すためのパティスリーもテイクアウトしました。
苦手なものばかりで嫌になりますが、そのぶん好きなものに対する愛はかなり深いです。
羽田発
機内での座席は通路側、満席、たくさんの人々で埋め尽くされています。
蜜状態。
大げさに言えば、今だったら殺人的行為になることが、この頃は普通のことだったわけです。
物事の脆さ、不確かさを感じます。
ドバイまでの時間は、ひたすら映画を観て過ごしました。
何を観たか思い出そうとして、真っ先に頭に浮かんだのはアイルトン・セナのドキュメンタリー。
最後、レースで事故を起こし、マシーンの中で窮屈に固まり動かなくなっているセナの姿が少しだけ映され、胸が締め付けられました。
セナは何となくずーっと好きで、雑誌ナンバーでセナ特集をした時の号も大切に保存してます。
ドバイ着
飛行機が大きく揺れたりすることもなく、無事ドバイ着。
私は、この旅で初めてドバイ空港に降り立ちました。
噂で聞いていた通り、広い。
空港内の移動に時間がかかりました。
キョロキョロしながら歩いて、空港内で撮った唯一の写真はこれです。
壁に描いてあったイラスト。
かわいいなーと思って撮りました。
もっと他にも撮るものあったでしょうと思うのですが、この時は写真を撮るという意識に欠けていました。
でも、久しぶりにこのイラストを見返して、やっぱりかわいいなぁ。。。
プリントアウトして、塗り絵しようかな。
エディンバラ行きの飛行機を待つ時間は、空港内のカフェで食事をして、活気ある空港内の様子をボーっと観察して、丁寧に歯を磨いて、ちょうど時間になりました。
エディンバラ行きのゲートに行き、ボディチェックを受け、中に入ります。
ドバイ-エディンバラ
ドバイ発
エディンバラ行きの飛行機は、こじんまりしていました。
空席が大分あり、乗客のほとんどは雰囲気からすると、スコットランドに住まいがあり、これから家に戻るところ、といった感じです。
昼間の飛行で機内は明るいし、何だかほのぼのとしていて、飛行機嫌いの私も少しだけリラックスできました。
でも、やはり機内食は食べられませんでした。
それにしても、、、羽田-ドバイ間、あんなに大勢いらした日本の方々、この飛行機にはひとりも搭乗しませんでした。
皆さん、目的地はドバイだったのでしょうか。
エディンバラ着陸が近くなり、窓の外を眺めると、辺り一面みどりの大地が広がっていました。
スコットランドに来たんだなーと、感じました。
そしてあわせて、飛行機が揺れたりしなくてよかったーと、心から安堵しました。
エディンバラ着
ついにやって来ました!!!
日本-エディンバラ、遠かった!!!
空港で唯一撮った写真がこれ ↑↑↑
またしても、もっと他に撮るものあったでしょうと思ってしまいます。
外は晴れ。
長時間フライトで疲れたけど、いよいよこれから、私のエディンバラ探索が始まります!
歩いて、歩いて、歩きまくるぞ。
次回は【day1】空港からホテル、カフェ、街中夜散歩へと続きまーす。
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