やっと2023年最初の更新です。
今年は新年早々、仕事始めでコロナ感染してしまいました。
高熱、嘔吐、頭痛、食事困難等々、かなり辛い症状が続いたせいか、療養期間が解除になった今もまだ、ボーっとしてます。
1月まだなにもしてないのに、気がついたら半分以上終わってしまった。。。
オミクロン株は感染力が強いとよく耳にしますが、本当にそうですね。
皆さま、くれぐれもお気をつけください。
そしてここで、もうひとつの「やっと」。
ダラダラと続いていたエディンバラ旅日記、今回でやっと最終回です。
実はコロナ感染前に書いてあったものの、投稿は一応見直してからなんて思っていたらまさかの感染で、今頃になってました。
にしても、、、一番最初にこの旅日記【day1】を書いたのが2021年秋のことなので、、、明らかに引っぱりすぎ。
大した記事じゃないのにね。
1週間に渡るエディンバラ旅行の最終日、訪れたのはエディンバラ城でした。
キャッスルロックという高い岩山の上に建つエディンバラ城から、旅のあいだ魅了され続けたエディンバラという街を一望したい、そう思って訪れることにしました。
フライトは夜の便なので、時間は夕方までたっぷりあるし。
チェックアウトを済ませた後、この1週間何度も何度も行ったり来たりしたロイヤルマイルをエディンバラ城目指して進み、これまで動画で何度も観たことあるお城の前の広場へと実際にやって来ました。
この広場では毎年8月にロイヤルミリタリータトゥーRoyal Military Tattooという、ショーと音楽、そしてスコットランドの伝統が集結した、まさに壮大という言葉がぴったりのイベントが開催されています。
私もいつかそれを生で観たいと思ってて、常日頃タトゥー関連の動画をよく観たりしています。
ならば何故に夏ではなく秋に訪れたのかと思われるかもしれませんが、実は秋にはまたそれとは別で訪れたいイベントがあり、今回の旅行はそのために計画したのでした。
しかし残念ながらチケットは即完売でゲットできず、なので一度は旅自体のキャンセルも考えたのですが、イベントがすべてじゃないですし来てみることにしたわけです。
キャンセルしないで本当によかったです。
動画からの印象では、もっと広いスペースを想像してましたが、広場は思ったより狭くて、ここで生でイベントを観たらかなりの迫力だろうと思いました。
ミリタリータトゥーの始まりはこんな感じで ↓↓↓
2017年の開催では、日本の自衛隊もパフォーマンスしてます。
で、私の超おすすめがこれ、スイスのTop Secret Drum Corps。
なんとメンバーの皆さん、それぞれ違う職業を持っていて、仕事を終えてから練習しているそうです。
凄いですねー。
圧巻のパフォーマンス、是非ご覧ください!
なんだか話がミリタリータトゥーへ逸れてしまいました。
エディンバラ城、入場料は確か20ポンドくらい。
中はかなり広く、1110年に建てられた聖マーガレット礼拝堂や国立戦争博物館、戦没者記念堂、王宮など、見るところ盛り沢山。
とても1日では回り切れないボリュームでした。
特に印象に残っているところがいくつかあって、たとえばこのハーフムーン砲台。
こうしてお城を守っていたのかと、何だかしみじみしてしまいました。
遠い遠い昔におもいを馳せた一時でした。
あとはメアリークイーンオブスコッツ Mary Queen of Scots が未来の王を産んだという小さな小さな部屋も印象的でした。
女王は1566年6月19日の朝、この部屋で後のジェームズ6世を出産したそうです。
こんなに広大な敷地の中にありながらびっくりするほど狭くて、最初は何故にと思ったけど、女王の人生には常に嫉妬や陰謀がつきまとっていたようなので、それだけ危険がつきまとっていたということですよね。
至近距離での撮影でしたので、こんな写真しか撮れませんでしたけど、時空を超えてこうして自分がこの部屋の前に立つというのは、不思議な感覚でした。
そして最後に、エディンバラ城の中で、いや今回の旅の中で、いやいや私の人生の中で、特に強い衝撃だったのが、こちらの展示です。
日本が過ちを犯したことは十分わかっているつもりだったけど、いざこういうかたちで突き付けられると、動揺しました。
展示物の力に圧倒され、ここへ来た本来の目的、「エディンバラ城から美しい街並みを一望する」は、途中からどうでもよくなってしまった感じです。
このあとは、暗くなる前にお城を出て、時間いっぱいゆっくりと街歩きを楽しみました。
この1週間感動の連続で、だけど時間はとても静かで、まるで魔法の国にいるような、そんな錯覚に陥る一時でした。
広い世界を感じることのできる旅、やっぱりいいなと思います。
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