変幻自在ブックス

At Midnight, I Become a Monster

『言語化するための小説思考』小川哲|読者のために書く。

こちら、先日紀伊國屋書店新宿本店内をウロウロしていたとき目についた本。 『言語化するための小説思考』小川哲 以下、まえがきより。 本書には、僕が小説を書くときに考えていることを可能な限り言葉にしてみよう、という試みの軌跡が記されている───そし…

【児童書】When Hitler Stole Pink Rabbit

こちら、ずっと気になりつつなかなか読み出せなかった児童書。 When Hitler Stole Pink Rabbit by Judith Kerr 著者は絵本『おちゃのじかんにきたとら』でもよく知られるJudith Kerr。 ドイツ生まれのユダヤ人であったJudithが1930年代、台頭するナチスから…

画家フランシス・ベーコンという、どうしようもない混沌

こちら全74頁の、小さな小さなマスターピース。 "The Death of Francis Bacon" by Max Porter アイルランド生まれでイギリス人の画家フランシス・ベーコンの最後の6日間をイギリス人の作家マックス・ポーターがリイマジン・リクリエイトした作品。 1992年4月…

『物語のなかとそと 江國香織散文集』|書くことは、一人だけでする冒険だと思う。

こちら、ずいぶん長いこと本棚の中で息を潜めていた本。 『物語のなかとそと 江國香織散文集』江國香織 装画 宇野亜喜良 装丁 名久井直子 2018年出版のこの本、「読むこと」と「書くこと」をめぐるエッセイそして掌編小説からなる散文集で、私にとっては生ま…

【谷川俊太郎】WITH SILENCE MY COMPANION

こちら、先月訪れた詩の古書市にて出会った1冊。 谷川俊太郎『旅』英語版。 "WITH SILENCE MY COMPANION" by Shuntaro Tanikawa, translated by William I. Elliott and Kazuo Kawamura もとは1968年に求龍堂から出版され、この英語版はアメリカで初めて刊行…

上田義彦 いつも世界は遠く、

雨の休日、電車とバスを乗り継ぎ神奈川県立近代美術館 葉山へ。 雨好きなので、雨降りだと出かけたくなる性分。 神奈川県立近代美術館 葉山、すぐそこには海 目的はこちらの写真展でした。 上田義彦 いつも世界は遠く、英題 From the Hip 以下、本展フライヤ…

詩の古書市 in 北鎌倉 2025

先週末、詩の古書市なるものに行ってきました。 会場は北鎌倉駅から数分のところにある喫茶ミンカ。 鬱蒼と生い茂る緑の中に佇む喫茶ミンカ。木々と同化してました。 詩の古書市 in 北鎌倉 2025は、詩集、詩人による随筆、詩論など詩関係の本に限定した古書…